KUCRS-版履歴
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KUCRS
– Knowledge-basing Utilities for Complex Reaction Systems –

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KUCRS の版履歴

KUCRS-20230420m2 (最新版)

[20230420 からの変更点]

  1. CH3CHO,CH3CO, CH3C(O)OO の熱力学データと C2H5OH+HO2=sC2H4OH+H2O2 の速度定数の更新.(m2)
  2. アレン類への化学活性化水素付加/アルキル脱離反応を追加.(m1)

KUCRS-20230420

[20221019m1 からの変更点]

  1. C1-C2 ベース反応機構を改訂 (酒井先生による).
  2. アルケンへの化学活性化水素付加/アルキル脱離反応を追加.

KUCRS-20221019m1

[20221019 からの変更点]

  1. 一部の環状アルカンの反応機構生成時にエラー停止する場合がある不具合を修正.

KUCRS-20221019

[20211226m1 からの変更点]

  1. アルケンの燃焼速度の再現性を向上.
  2. ベースメカニズムは1種類に固定された (libdata-C2/C3 は廃止).

KUCRS-20211226m1

[20211226 からの変更点]

  1. 一部の内部アルケンの反応機構生成時にエラー停止する場合がある不具合を修正.

KUCRS-20211226

[20211204 からの変更点]

  1. iaC4H7 の反応の速度定数を改訂.

KUCRS-20211204

[20211130 からの変更点]

  1. ジカルボニル中間体の酸化過程を一部改定.

KUCRS-20211130

[20211119 からの変更点]

  1. H2+O=OH+H 速度係数のタイポを修正.

KUCRS-20211119

[20210902 からの変更点]

  1. アリル位 QOOH/OOQOOH 反応の速度則と HO2/RO2 によるアリル水素引抜反応 の速度則の更新
  2. NUIGMech/Goldsmith に基づき aC3H5O の分解速度表現を更新

KUCRS-20210902

[20210826a からの変更点]

  1. H2-O2 ベース反応機構の更新 (OH+HO2 を除く)
  2. 速度則の更新 (アリル位からの RO2 分子内水素引抜, アリル型QOOHの環状エーテル生成)

KUCRS-20210826a

[20210823a からの変更点]

  1. ベース反応機構の更新 (OH+HO2, CH3+HO2, allylic radical + HO2)
  2. 速度則の更新 (allylic radical + HO2)

KUCRS-20210823a

[20110107m14 からの変更点]

  1. ベース反応機構を SIP ガソリンサロゲート反応機構と同様に改訂.  これによりデフォルトのベース反応機構は C3H6 と iC4H8 の反応機構を含む.  ただし環境変数 KUCRS_LIB を libdata-c2 あるいは libdata-c3 をさすように 変更することで小さな C2 あるいは C3 ベース反応機構を選択可能.
  2. SMILES は各熱力学データのヘッダーコメントとして挿入されるようになった.
  3. いくつかの速度則は量子化学計算に基づいて更新された. (OH, HO2 による アリル C-H 水素引抜と二重結合への OH 付加)

KUCRS-20110107m14

KUCRS-20110107 のメンテナンスリリース.

[20110107 からの変更点]

  1. trangen プログラム (輸送係数データ生成プログラム) のリリース.
    このプログラムは Chemkin の tranfit の入力データをファイル basename_trn.dat に生成する.
    mol2smiles プログラム (内部形式から SMILES へのコンバータ) のリリース. (m1)
  2. smiles2mol, trangen, chemgen へのコマンドラインオプションの追加.
    アルケンへの HO2 付加反応の速度定数の修正. (m2)
  3. ツール remNrot を追加. (m3)
  4. エタノール混合燃料反応機構生成時の不具合を修正. (m4)
  5. α-ヒドロキシ-QOOH の環状エーテル生成反応の追加. (m5)
  6. smiles2mol で -t を指定しなくても thermgen 入力ファイルが生成される bug を修正. (m6)
  7. ベース反応ライブラリ: CO+O2=CO2+O の速度定数の修正と O2+H+H2O=HO2+H2O の追加. (m7)
  8. run_comb_htnox (高温 NOx 反応を含む反応機構を生成するバッチファイル) の追加. (m8)
  9. 燃料に直接由来する ROO, RO, ROOH の命名法を変更. (m9)
  10. mol2smiles に 化学種名/コード/タイプ名 のリストを出力する -l オプションを追加. (m10)
  11. 高温 NOx 反応が正常に追加されない問題を修正.
    THERMFIT を代替するプログラム (thermpacpac99m) を追加.  これにより 64-bit Windows や UNIX/BSD/Linux でのシームレスな実行が可能.
    試行段階であり bug 報告を歓迎する.  run_comb では代替プログラムが, run_old_comb では THERMFIT が実行される. (m11)
  12. (18Apr2016) 環状アルカン反応機構生成でエラー停止する場合がある不具合を修正. 新しい熱力学生成コードの不具合を修正. (m12)
  13. (15Dec2016) 反応機構生成でエラー停止する場合がある不具合を修正. (m13)
  14. (6Jun2017) mol2smiles に *_spc.csv 出力を追加.   prep_envKUCRS.ps1 (PowerShell 用スクリプト) の追加. (m14)

KUCRS-20110107

非環状アルカン低温酸化機構を大幅に改善したバージョン. (この改良は、環状アルカン・アルケン・アルコールの低温酸化機構にも影響 している.)

[20100331m2 からの変更点]

  1. 量子化学計算 [A. Miyoshi, J. Phys. Chem. A., 115, 3301–3325 (2011).] を基にしたアルカンの RO2, QOOH, O2QOOH の単分子反応機構・速度パラメータの大幅な見直し.
  2. R + O2 ↔ RO2 [A. Miyoshi, Int. J. Chem. Kinet., 44, 59–74 (2012)] とヒドロペルオキシカルボニルの熱分解反応 に、分子サイズに依存した漸下領域速度定数を採用.

KUCRS-20100331m2

KUCRS-20100331 のメンテナンスリリース.

[20100331 からの変更点]

  1. いくつかの燃料入力に対して、エラー停止する問題を改善. (m1)
  2. アルカン・シクロアルカンの低温酸化反応速度パラメータの改善. (m2)

KUCRS-20100331

[20100221 からの変更点]

  1. アルケンおよびアルコール燃料のサポート.
    アルカン・シクロアルカンの反応機構にも改良が行われている.
  2. smiles2mol プログラム (SMILES から内部形式へのコンバータ) のリリース.

KUCRS-20100221m1

KUCRS-20100221 のメンテナンスリリース.

[20100221 からの変更点]

  1. 燃料入力で 1 文字の SMILES (メタンのみ) が正常に読み込まれない問題を修正.

KUCRS-20100221

KUCRS の最初の非限定オープンソースリリース.

[20050518bf3 からの変更点]

  1. クラスライブラリの再構成.
  2. SMILES インポート/エクスポートの実装.

KUCRS-20050518bf3

KUCRS-20050518 の bug fix リリース.

[20050518 からの変更点]

  1. 分子ライブラリ (libdata/mol_main.dat) 中の不適切な分子名を修正. (bf1)
  2. THERMFIT.EXE の実行に必要な DOSXMSF.EXE を配布ファイルに追加. (bf1)
  3. run_comb_nodel.bat を配布ファイルに追加. これは run_comb.bat と類似のバッチファイルだが, すべての中間ファイルを削除せずに残す. KUCRS モジュールの実行中に 予期しない問題が発生した場合に有効. (bf1)
  4. 酸素原子が2つの三級炭素に結合している環状エーテルの, 後続の酸化過程が正常に生成されず, この環状エーテルが「盲腸種」に なってしまう問題を修正. (bf2)
  5. いくつかの調整パラメータを rxn_tune.dat に移動. (bf3)

KUCRS-20050518

KUCRS の最初の一般配布 β 版.

[20040815 からの変更点]

  1. 単環アルカン燃料をサポートした最初の版. 非環状アルカンについてはバグ修正を除いて本質的な変更はない.
  2. 分子命名法を改良し, より理解しやすい形式 (例えば, 'C6H13O4a''HOOC6H12OOa' など) に変更.
  3. 入力ファイル名に関する制約 (最大4文字) を取り除く.

KUCRS-20040815

著者の知人のみに限定的に配布された KUCRS の α 版.