2 章では N2, HCl などの二原子分子の振動について、 「理想的なバネでつながった2つの原子」 を仮定して、その性質を見てみます。 エネルギー準位が離散的に等間隔で存在すること、バネの強さ・原子の質量と、 共鳴する赤外光の波長の関係や、赤外遷移が双極子モーメントによって、 振動ラマン散乱が分極率によって起こることを概説します。
キーワード
- 調和振動子近似, 力の(バネ)定数, 換算質量
- 赤外光学遷移, 双極子, 遷移双極子モーメント, 選択則, 赤外活性
- 振動ラマン散乱, 分極率, 散乱モーメント, ラマン活性
講義ノート、資料、演習解答・解説
2 章 講義ノート (5/1 更新)
OHP
«振動の量子化を示す実験» (一部 出典情報のみ) |
«H35Cl と H37Cl の赤外吸収スペクトル» |
«赤外(振動光学)遷移の古典的解釈» - gif アニメーション |
«振動ラマン散乱の古典的解釈» - gif アニメーション |