Chemkin-II 利用方法
三好 明
 

Chemkin-II 利用方法

  Chemkin は Sandia National Laboratories で開発された反応計算プログラムパッケージです.   均一気相反応/輸送計算用ライブラリ cklib を核に, 0 次元感度解析, 1 次元火炎, 典型的な反応器などのコードが含まれています.

minimal パッケージ

  Chemkin-II に含まれる以下のプログラムを実行するために用意された パッケージです:
  • senkin (０次元反応計算と感度解析)
  • premix (１次元層流予混合火炎)
  • equil (平衡計算)
  • psr (完全混合槽)
  • shock (衝撃波)
オリジナルパッケージには含まれない以下の拡張ユーティリティを含みます.
  • sb2c (senkin バイナリ読出)
  • pb2c (premix バイナリ読出)
  • rxnc (senkin 寄与率解析)
  • sbrest (senkin バイナリの REST 形式読出)
  • sbhmix (senkin REST 形式ファイルの等エンタルピー混合)
  • sbliq (senkin REST 形式ファイルへの液体蒸発混合)
  • findth (熱力学データ検索)
また senkin には ICEN (内燃機関), CGME (急速圧縮機用のコアガスモデル), PRGV (体積変化プログラム), PRGT (温度変化プログラム) 拡張コードが追加されています.
CHEMKIN-II v. 4.5 (Release: Jan. 1995) のソースコードを基にしています.