- アトキンス 物理化学 8 版 21·1 (p. 804~), 24·1 (p. 932~) [6 版 1·3 (p. 23~), 27·1 (p. 892~)]
概要
気体中の分子の並進運動と分子間衝突の問題は、気体の物性
(状態方程式・拡散係数・粘性率など)
や気体中の化学反応速度を理解するための基礎である。
本演習では気体分子の平均飛行速度、分子間衝突の頻度、
平均自由行程などの基礎量を具体例について計算することで、
分子の並進運動に関する理解を深めることを目的とする。
発展課題では、分子の三次元並進運動のボルツマン分布から、
並進速度のマクスウェル分布と平均並進速度を導く。