2 二原子分子の振動
2010 物理化学 II - 2 章

2章 - 二原子分子の振動

2 章では N2, HCl などの二原子分子の振動について、 「理想的なバネでつながった2つの原子」 を仮定して、その性質を見てみます。 エネルギー準位が離散的に等間隔で存在すること、バネの強さ・原子の質量と、 共鳴する赤外光の波長の関係や、赤外遷移が双極子モーメントによって、 振動ラマン散乱が分極率によって起こることを概説します。

キーワード

  • 調和振動子近似, 力の(バネ)定数, 換算質量
  • 赤外光学遷移, 双極子, 遷移双極子モーメント, 選択則, 赤外活性
  • 振動ラマン散乱, 分極率, 散乱モーメント, ラマン活性

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