(c) 2001-2005 by Akira Miyoshi. All rights reserved.
2005 物理化学 II - 2章 - OHP03

  赤外(振動光学)遷移の古典的解釈

赤外領域の振動光学遷移は、古典的には、 分子振動による分子の双極子モーメントの振動が電磁波を発生 (発光) する、あるいは分子振動と共鳴 (周波数が同じ) する電磁波を吸収する過程であると解釈される。 従って N2 のような双極子を持たない二原子分子の振動は 電磁波を発生したり吸収することはない(赤外不活性)

赤外活性
(HCl)
赤外不活性
(N2)